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横浜工文社

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ソフトウェア・ドキュメントの
国際化・現地化の支援サービス

はじめに

横浜工文社は世界で使えるソフトウェアやドキュメントの制作で実績があります。 多言語に対応したソフトウェアやドキュメントの制作に関して、技術面、言語面、両面でのご支援が可能です。

ソフトウェアのローカライズ

横浜工文社は次のような考えのもと、多言語対応のソフトウェアの開発を行ってきました。

こうして作られたソフトウェアは世界中の非常に多くの人にそのまま使ってもらえます。 ローカライズ対象の文字列は全体のごく一部です。 全体を英語で書き、必要部分のみ日本語対応にすることで、ローカライズの必要範囲を限定でき、さらに別言語へのローカライズが容易になります。 たまにしか出ない緊急メッセージのようなものは英語のままでよいのです。 逆に英語のほうが文字化けしないし、より多くの人が読めます。

この手法をみなさんにもお使いいただけるよう、ソフトウェアの新規開発や改版の際に、ローカライズのコンサルティングサービスを提供いたします。

サンプルアプリ

CakePHP 2.xローカライズサンプル
最新のCakePHP 2.xで作るWebアプリで、ローカライズ、命名規則(コンベンション)、Bake自動生成ツール、認証コンポーネントをテストを試しました。
Struts2ローカライズサンプル
Struts2で作るWebアプリで、ローカライズとコンベンション(設定いらずのアクションマッピング)を試しました。
Androidローカライズサンプル
日本語・英語を自動切換え可能なAndroidアプリケーションサンプル。

ドキュメントのローカライズ

多くの場合、日本語で書かれた仕様書や使用説明書などソフトウェアの関連ドキュメントは、これをそのまま翻訳しても、その言語を使う人に理解してもらうことは簡単ではありません。 ソフトウェアの画面に出るメニューやダイアログなど、ユーザーインターフェースの文言についても同様です。

コンピュータソフトウェアは米国で生まれました。 英語や、米国の文化やものの考え方と密接に関わっています。 日本語や日本人の文化に非常に偏ったソフトウェアやドキュメントは、英語やその他の言語の文化圏のひとにとって、時にわかりづらいものとなり、違和感を感じさせる場合があります。

日本語の仕様書や説明書は英語や他言語のドキュメントを作成するうえでの「下書き」や「メモ」としてとらえるべきで、それら情報を効果的に英語や多言語を使う人々に伝えるために、新しく書き直すくらいの覚悟があると、よいものが作れます。

横浜工文社は、英語と日本語に対応できるテクニカルライターがおります。 英語の技術文書の作成でも協力可能です。是非ご用命ください。

文脈と用語

ドキュメントの執筆や翻訳の仕事をしながらよく感じることがあります。 「用語や表現の統一」ということが一人歩きした結果、文脈を無視した、まるで機械が書いたような、読むに耐えない文書が巷にあふれているという点です。

架空の例を使って説明します。 必要な省略や言葉の置き換えを禁止することで、読みにくさを増し、肝心な内容を伝わりにくくしている例です。 誇張した例ですがよく見かけるものです。

あるエレベータの製造販売会社が新しい安全機能を開発し、これを販売するため、管理ソフトウェアや操作説明書を作ったとします。

開放検知昇降防止機能

開放検知昇降防止機能は、エレベータの監視ソフトウェアがエレベータの異常を検知した際に、エレベータを緊急停止した後、機器の状態を検査し、異常が見当たらないと判断した際に、エレベータの箱の位置を検知し、開放状態であった場合には、昇降を禁止する機能です。 これにより万が一異物が残留している場合でも異物の破損を避けることが可能となります。

開放検知昇降防止機能が初期化されていなかったり、開放検知昇降防止機能解除機能が動作していると、開放検知昇降防止機能は作動しません。

この操作はエレベータ監視コンソールの緊急停止機能設定ソフトウェアの開放検知昇降防止機能画面で行うことができ、開放検知昇降防止機能の初期化および開放検知昇降防止機能解除機能の設定が可能です。

この文書は次の制約のもとで書かれています。

この文章を制約なしに書けば次のようになります。

緊急停止後の昇降防止

弊社のエレベータに新しく搭載された安全機能について説明します。 「開放検知昇降防止」と呼ばれる機能です。 人やものがドアに挟まった状態でエレベータが動かないようにする防護策です。

監視ソフトウェアがエレベータの機器から異常信号を受けて緊急停止したあと、機器の異常が見られなかったとしても、ドアが開いた状態であれば、箱の昇降を再開せずに止まったままにしておく機能です。

この防止機能は監視コンソールで開始してください。 防止機能の保護を一時停止することもできます。 操作方法の詳細は「緊急停止機能設定ソフトウェア」の章をごらんください。

ソフトウェアのユーザーインターフェースの文言についても同じことがいえます。

開放検知昇降防止機能

これではどのボタンを押していいのかただちにはわかりません。 次のようにあらためれば急いでいても間違いません。

緊急停止後の昇降を禁止する / Don't Move Elevator after Emergency Stop

上記の制約のもとで書かれた文章やUIの改善すべき点をあげてみます。

言語の重要なひとつの機能として、文脈があれば言葉は省略できるというものがあります。 家族の誰かが「あの、あれ出して」といったとき、「あ、あれね」とちゃんと所望のものが出てくる機能です。 「おつゆの味が薄い」という話をしたあとであれば、「あれ」は醤油か塩です。

また、ひとつの事柄を言葉を置き換えて表現することで伝達を確実にできるという効果もあります。 「昇降」を「昇り降り」「上がり下がり」と置き換えて繰り返すことで、意味が伝わりやすくなり、日本語が不得手でたとえ「昇降」の意味がわからない人でも内容が理解できる可能性が高まります。

正確さを期すあまり、厳密さを期すあまり、あるいは「ドキュメントが悪い、責任取れ」と言われることを恐れるあまり、表現の柔軟さを損ない、読むのがつらい文章を大量生産しているように思えてなりません。

ビジネスのグローバル化にともない、日本でもビジネス文書や打ち合わせは英語で行う、という会社があらわれています。 日本人以外で日本語を解する人も増えています。 そうした人でも理解しやすい日本語を書く必要があると思います。

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提供: 横浜工文社
更新: 2013/04/29